L o a d i n g
▼背景
新型コロナにおける各国の水際対策が緩和され、インバウンドの本格的な回復が見込まれる中、ツナガルは旅行事業をスタートしました。「関係デザイン」を主軸に一大観光地に限らず、地方での誘客を拡大するため、地域に根差した観光資源と観光客とのマッチングを後押しします。認知獲得から来訪までの導線整備に課題を抱える観光地を対象に、過去の事業活動で培ったインバウンド市場向けのマーケティングノウハウや日本ファンとの関係を活用し、プロモーションから来訪に必要な交通手配までを担うことで持続的な旅行開発に取り組んでまいります。
▼プロジェクト第1弾 ― 台湾と白馬との関係デザインで、認知獲得から来訪までをサポート
2022年10月、長野県白馬村と台湾の人々をつなぐ関係デザインを行い、白馬への観光を促進する旅行業初のプロジェクトを実施しました。白馬の魅力を伝えるオンラインライブ配信や、台北市で開かれた日本総合展覧会「Touch The Japan Festival」への出展などを通じて、台湾市場に対して白馬村の認知獲得や来訪を後押ししました。
■認知獲得活動 ― 白馬の魅力を発信するライブ配信に約1300回の視聴
白馬地域への興味喚起と「Touch The Japan Festival」への来場呼びかけを目的に、当社のオンライン配信サービス「LIVE Travelers」でライブ配信を実施しました。434人の視聴者とチャット機能を通じてリアルタイムに交流しながら、白馬が誇るスノーアクティビティや自然、食の魅力などを紹介。アーカイブ配信を含め、本映像の再生回数は約1300回に上り、白馬の認知度向上を図りました。
【アーカイブ動画】
■プロモーション活動 ― 日本総合展覧会「Touch The Japan Festival」に出展
台北市で開かれた「Touch The Japan Festival」(10月21~23日)に出展し、白馬への来訪を促すプロモーション活動を実施しました。情報提供だけで終わってしまう従来型の展示ではなく、来場者参加型のコンテンツを準備。ブース内では白馬在住のスキーインストラクターとオンラインでリアルタイムなコミュニケーションができる体験を提供し、人と人との交流を通じて白馬の魅力を深く知る取り組みを行いました。
また白馬への来訪のきっかけづくりとして、ブース来場者にはオリジナルの絵馬を配布。メッセージを記入した絵馬は会場で半分に割り、片方を来場者の手元で、もう片方を長野のスキー場で保管しており、ツナガルの旅行商品を通じて長野に絵馬を持参してくれた旅行者には現地施設で使えるクーポン券を贈呈する予定です。
■参加者の反応
「Touch The Japan Festival」の来場者133人を対象に行った任意のアンケートでは、ブースでの体験を通して、「日本でスノーアクティビティを体験したい」と回答した人は約8割に上りました。
また約3割が「次回、訪日した時は白馬でスノーアクティビティをしたい」と答え、白馬に対する好意的なイメージの獲得に成功しました。
来場者からは、
「スタッフの詳細な説明を通して、スキーをしてみたくなった。元々興味がなかったが、来年一度白馬に行ってスキー体験してみたい」
「ブースが目を引かれるデザインだった。本物のスキー道具を実際に着用できたり、現地のスキースクールの先生と交流ができたりして、白馬に興味が沸いてきた。いつか絶対行きたい」
「スタッフの方がとても親切で、準備してくれた絵馬もすごく良かった。実際に白馬に持参して、もう半分の絵馬を探しに行きたい」
といった声が上がりました。
■顧客獲得と来訪のサポート
「Touch The Japan Festival」の来訪者のうち18人から、白馬来訪のための旅行商品の申し込みをいただきました。来日後の宿泊、交通の手配や言語のサポートを行い、白馬での体験価値を高められるよう、旅を一緒に作り上げてまいります。
<本件に関するお問合せ先>
ツナガル株式会社
メール:akihisa.kimura@tsunagaru.co.jp
担当:木村